インタビュー

ベトナムでの短期インターンシップ『武者修行』によって培われた、チームワークを円滑にするコツとは!?

今回はベトナムで開催をされる短期インターンシップ、『武者修行』に参加をされた和田さんにお話しを伺いました。

名古屋工業大学の工学部機械工業科3年の和田康太郎です。海外旅行が趣味で、大学生になってから、フィリピンやインド、ベトナム、カンボジア、タイ、アメリカに行きました。いくつかの国では、海外で行っているイベント等に参加をしたりしました。例えばインドでは、将来のことを考えるためのプログラムがありまして、現地のインド人の方々にインタビューをしていって見分を深めていく、という内容でした。フィリピンでは3週間程度、語学学校に通っておりました。1年生の冬だったのですが、大学生の早い段階で英語をしっかりと習得したいと思い入学を決意しました。そしてベトナムでは短期のインターンシッププログラムに参加をしました。

実践型海外インターンシッププログラム“武者修行”

武者修行とは、ビジネス関係の様々なスキルを学ぶことができ、且つそれを実践することのできるインターンシップです。実践型海外インターンプログラムと表現がされています。具体的な内容としては、ベトナムのホイアンに武者修行の運営会社である、(株)旅武者が持っている店舗があり、いずれかの店舗に配属をされ、2週間かけて自分の配属先の店舗をよりよくするためのビジネスプランを考え、実践します。自分はスパに配属をされました。そこでは、店舗にくる人を増やすために看板作成や外観の装飾、SNSなどを利用してプロモーションを行う、アウトサイドプロモーションの実践を行いました。1週間かけて企画し、提案をして、実際にその施策を実践していきました。実際に行い、成果が出なかったらボツになります。また現地に行って初めて現地の様子がわかるので、調査期間を長く設定する必要がありました。2週間の中で調査を行わなければなりません。最終日に活動の振り返りとして社長の前でプレゼンを行います。その前日2日が効果測定といって、その施策が本当に効果があるのか測定をする機会があります。ですので14日間あるうちの11日間くらいで企画をして、その後実践、発表という形になります。

武者修行というプログラムとの出会い

きっかけは賢者屋という学生団体が主催をする、武者修行についての説明会があったことです。そこに参加をしたときに、武者修行のプロモーションビデオを見て、それが凄く面白そうだと惹かれました。映像の中に、プログラムを通して涙を流している子がいたり、参加者に対し、社長が結構きついことを言ったりして大変そうではあるのですが、絶対に効果があるんだなということが伝わってきました。

“変態”を求めて参加をする、たくさんの学生たち

プログラムは毎年2回、春と夏の長期休暇に行われています。2週間で1タームになっており、全14タームあります。1タームに30人くらい参加者がいるのでトータルすると400人くらいの参加者がいることになります。賢者屋の説明会自体はそんなにたくさんの参加者がいる感じではなかったのですが、ターム数が多いのもあって、参加者数は結構多いなという所感です。大体の1日の流れとしては、朝9時にホテルから集合場所の学校に行きます。そこで朝礼があり、終わり次第暗くなるまで現地調査が始まります。インタビューやアンケートで情報を収集しました。中間発表などの全体での行事以外は自分達でスケジューリングをします。プログラム全体として、ビジネスの実践とチームビルディングを学ぶという目的がありました。ですので、チームビルディングのために話し合いが多くあったりします。チームメンバーはランダムで決められ、向こうで初めて出会ってチームとして活動をしていくという感じです。チームビルディングに関しては、色んな人がいて、人によって色んな考え方があるので苦労が多くありました。

チームとして活動を行うことの難しさ

やはりチームとして活動をしていくなかで意見などに納得がいかない人が必ず出てきます。武者修行の場合はチームメンバーは3人でした。比較的小人数なのですが、それでも意見が合わなくて、なかなか作業が進まないということが多々あります。今思い返すと、とても些細なことで意見が合わず、停滞していました。最終的にはお互いが冷静になって相手の話しを聞くことが大事でした。活動をしていく中で時間にも追われ、切羽詰まってしまっていて、互いに配慮が足りなかったんですよね。自分自身最初は遠慮なく様々な発言していました。しかし冷静になって考えたら、向こうが正しいのかもしれないと思えるようになりました。また自分たちだけでは決められないことを自分達で話し合ってしまうこともありました。他の人の意見を取り入れながら進めていくことがとても重要なんだということに気付かされました。そんな風に試行錯誤しながら前に進んでいきました。

自分達の考えを実践し、発信する

3日目に中間発表を行うのですが、大体そこでどのチームも厳しい評価を頂きます。評価をしてくださる方はベトナム人の方と日本人の方がいて、日本人の方は主にインターン生の集客などを行っている方、ベトナム人の方は現地で実際にビジネスを行っている方です。ベトナム人の方は日本語は分からないので、英語で発表をしなければいけません。3日目なのでまだあまり固まっていない部分が多々あって、大体の班が1度挫折をすることになります。僕らの班は最終的には担当をしたスパの看板を作るという施策をとりました。看板を見てもらうことでインパクトを与え、お店に入ってもらおうという考えです。ですが作成した看板が小さかったことや、デザインがあまり良くなくて、効果があまり出ませんでした。きちんと収益が得られなくなったら企画としてボツになってしまいます。もしも、しっかりと収益を得ることができれば、その後も実際に事業として採用され、続いていきます。

大切なことは相手のニーズを理解すること

大変だったことを挙げるとするとやはりチームでの作業が上手くいかなかったことですね。効果測定の前日までうまくいってなかったと思います。自分以外のふたりが自分とはタイプが違う感じの子で、話しが食い違うことがありました。ですがやはり冷静になって相手の話しに耳を傾けることが解決策でした。また自分以外の2人にはこちらの意見に対して考える時間が必要であることに気付きました。そこから2人に合わせて待つことを意識しました。ですがやはり少しチームとしての動きが遅くて、そもそもチームとして出来上がるのも遅かったと思います。ディスカッションの時間を短くするなど、改善できることは多々あったなとは思います。

苦しい状況の中で感じる達成感

アンケート調査でどんなことがお客さんにニーズなのか分かった時に達成感を感じました。情報収集がなかなかうまくいってなくて、アンケートをとっても自分達の欲しい情報を得ることが出来ないし、どのようにしていけばいいのかも分からない状況でした。そんな中で外国人観光客の方にお話しを聞いた時に、バックパッカーは肩が疲れるというような意見を得ることが出来ました。そんな風に自分達の企画に繋がるような情報を得ることができた時に達成感を感じました。

心強い、経験豊富なファシリテーター

コンサルティングをやっている人や、チームビルディングを専門としてやっている人などがファシリテーターとしてついてくれています。また中にはプログラムOBの大学生もいました。ファシリテーターの方からは、本気を出せと頻繁に言われ、心に残っています。「死なないことなら何でもやれ」という言葉もインパクトがありましたね。普段はそこまでファシリテーターの方から厳しいことを言われることはないのですが、プレゼンの批評などはやはり厳しいことが多いです。様々な意見をくださいますが、自分の言ったことに素直に全部従わないで欲しいという感じでした。ファシリテーターの方々との距離は凄く近いと思います。頻繁に連絡も取ることができます。自分はそこまで頻繁に連絡を取り合うことはしなかったのですが、連絡を取る子は凄く頻繁に連絡を取っていたし、プログラムが終わった現在でも連絡を取り合う人もいるようです。

武者修行に参加をして感じた確かな成長

やっぱり他人のことをきちんと考えるように意識をするようになりました。武者修行に参加をする以前は、誰かと話すときに相手のことを考えずに話してしまうことがありました。しかし、武者修行のプログラムを通し、チームとして動くことの大変さや本質を学んだことで、相手のニーズを考える努力をするようになりました。また、今年の夏にとあるビジネスコンテストに参加したのですが、武者修行で得られた経験が活かされたなと思っています。武者修行参加以前は、自分の主観で物事を語ることが多くありました。しかし、今はきちんと事前調査をして、より客観的な情報を根拠に使うようになりました。

インターンシップの地、ベトナムのホイアン

インターンシップはベトナムのホイアンという街でありました。武者修行の期間中にホイアンへ行くと首からネームカードを下げている日本人学生がたくさんいます。武者修行のプログラムに参加をしている学生は一目ですぐに分かりますよ。僕もそのように現地で活動をするひとりでした。

ベトナムでの食事

パクチーがとても多かったです。自分はパクチーを食べることが出来るのですが周りの人はあまり好きじゃなかったらしくて、僕にみんなパクチーを押しつけてきました。(笑)食べ物は自分が思っていた以上に美味しくて、びっくりしました。よく参加者みんなで外食をしていました。

休日はみんなでエンジョイ、のはずでした。

休みが1日だけあって、参加者みんなで海へ行く組と買い物へ行く組に分かれました。自分は買い物へ行く組に帯同をしたのですが、他の男子メンバーが全員海に行ってしまったので、買い物班の男は自分だけでした…。(笑)

プログラムに臨むうえでの準備

保険は、武者修行が用意をしてくれたものに加入をしました。こちらから手続きは特に必要としなかったのですが、参加費、ホテル代等を含めお金は結構かかりました。ですがお金を支払ったことに後悔はありません。その金額以上の経験や知識を得られたと思います。語学の条件は特に無いので、英語が喋れなくても参加は出来ます。ですがやはり英語が喋れるとアドバンテージがあるのは間違いないなと思いました。

世界中どこでも生きていける人間へ

自分が所属しているのは少し特殊な学部で、大学院までは行くことが既に決まっており、研究室も決まっています。ですので今後具体的にどのような研究をするのかを決めていかないといけません。今現在はそのようにどういった研究をしようか考えています。また、グローバル化が進んでいる中で、日本だけではなく、世界中どこにいっても大丈夫なようにしたいです。武者修行での経験はそういった部分に活かしていきたいなと思っております。

海外インターンシップ、迷っている人にひとこと!

悩んでいるのだったら絶対に行った方が良いと思います。何か経験したいという気持ちがあれば圧倒的に海外インターンシップは良いと思います。選択肢に海外インターンシップがあるのであれば、絶対にその選択肢を取ってみて下さい!

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