インタビュー・体験談

アメリカでの洗礼から学んだ「Why Not」の精神で切り開いていったかなさんの成長し続ける秘訣とは

アメリカでの洗礼から学んだ「Why Not」の精神で切り開いていったかなさんのインターンシップ・留学体験談

アメリカ合衆国のボストンで4ヶ月間のインターンシップを経験されたかなさんにお話を伺いました。
語学学校の事務スタッフとして、イベントの準備やSNS投稿などの業務を担当されました。
アメリカ人スタッフだけではなく世界各国の人たちとふれあいながらのインターンシップは今までの考え方も大きく変わり、カルチャーショックも大きかったようです。

最初はからかわれたかなさんでしたが、諦めるのでもなく、迎合するのでもなく、自分らしく多文化の中で過ごせるようになり、考え方や価値観も大きく変わったというのは、まさに海外インターンシップの醍醐味ではないでしょうか。

アメリカでの洗礼から学んだ「Why Not」の精神で切り開いていったかなさんのインターンシップ・留学体験談

このページの目次

「ロボットなの?」から始まった大きなカルチャーショック体験

私は主にSNSに載せる画像の作成と生徒のケアを担当しました。またイベントがある際は企画・運営も他のインターンシップのメンバーと協力しあって行いました。
語学学校には幅広い年齢層と世界各国からの生徒がいます。
様々なバックグランドを持った人たちと働くことは、日本ではなかなかないチャンスだったので、珍しい体験ができたと思っています。
インターンシップのおかげで、多種多様な人々と触れ合いながら働くことができました。

様々なバックグラウンドの人に囲まれて受けたカルチャーショック

しかし様々な文化と思想や信条が混じり合う中で、カルチャーショックも感じました。
例えば、直接的な発言を好まない文化で育った私にとって、直接思ったことを発言して育ってきた人たちとイベントを企画・運営するのは最初の方が難しかったです。
私がなかなか意見を言えないでいるので、「ロボットなの?」とからかわれることもありました。

そのようにからかわれるのは、悔しかったのを覚えています。
しかしそこで、インターンシップのメンバーへ心を閉ざさずに、どうしたら自分の意見を自分が伝えやすいように伝えられるかを考えるようになりました。

自分は自分、ただ染まるのではなくできることを考えてコミュニケーションをした

まず、私の性格を理解してもらう必要があると考えました。意見がないわけではなく、はっきりと伝える文化で育っていないので伝え方が難しいと言うことをインターンシップのメンバーに伝えました。
そして伝えるタイミングや伝え方を工夫し始めました。

例えば、Googleで共通のワードを皆んなが使用することによって、誰がどういうアイディアや準備を進めているのか具体的に分かるようにしました。
アイディアも皆んなに直接伝えるよりもワードに文字で収めることにより、正確に説明できました。
同時にインターンシップのメンバーには、積極的にコミュニケーションを取るようにしていきました。

タイプが異なる人たちへ、距離を置くのではなくて
また彼らと同じタイプへ染まるのでもなく、
自分のやり方で歩みよろうとしました。

そのような努力をしていく中で、インターンシップのメンバーとも上手く付き合えるようになりました。
彼らとの関係性が良くなったことで、イベントの準備もスムーズにいきプライベートでも親交が深められました。

どの文化や社会が正しいということではなく、異文化や考え方が異なる人と出会ったときに、心を閉ざしたり落ち込むのではなく、その状況に柔軟に対応する力を身につけられたと思います。
インターンシップの経験を通して異文化理解を深めることできたと思います。

アメリカでのインターンシップを通じて得た新しい視点や考え方で広がった人生

アメリカでのインターンシップを通じて得た新しい視点や考え方で広がった人生

アメリカのインターンを通じてヨーロッパに興味を持った

インターンシップ前はアメリカの文化や社会に興味があり、アメリカについてばかり関心を持っていました。
しかし、語学学校でインターンシップをし、世界各国の人々と触れ合うなかで、次第に、アメリカだけではなく他の国にも興味を持つようになりました。
特にヨーロッパの歴史に興味を持つようになりました。

今までアメリカばかりに関心を持っていた私ですが、幅広い人種の人たちと触れ合う中で、視野が広がりました。
また以前持っていたステレオタイプで、人を判断することもなくなりました。”〇〇の国出身だから、きっとあの人は〇〇だ。”というような考え方です。
なぜなら、語学学校でのインターンシップで、そのようなステレオタイプが全く当たっていないことに気づいたからです。

皆に無理だと言われたヨーロッパ留学のチャンス

そんな中、ヨーロッパへ交換留学できるチャンスが訪れました。
交換留学のチャンスを得るためには、試験と面接に受からなければいけませんでした。

今までヨーロッパについて勉強していなかった私にとっては、かなりハードルが高かったです。
また家族や友人からも、今まで全く興味がなかったのに受かるわけがないと思われていました。

やってみないとわからない、と諦めずに挑戦

今までの私だったら、鼻から諦めていたことですが、インターンシップを機に、固定概念な考え方がなくなり、やってみないと何事もわからないという考え方になりました。
色んな世界を見てみたいという気持ちを胸に、一生懸命勉強をしました。
また語学学校で仲良くなったヨーロッパ圏の友人も応援してくれました。
そして無事、ヨーロッパへの交換留学資格を得ることができました。

ステレオタイプを捨てて柔軟に見る視点を手に入れた

アメリカの語学学校での経験を機に、どんな人も物事もステレオタイプなんてないという考え方になりました。
最初からそれは興味がないというように、心の中でシャットダウンをするのではなく、広い視野を持って好奇心旺盛な心でいると物事を柔軟にみることができると思います。
そのような考え方は、これからの私の人生、特に人間関係や仕事において大いに役立てられると思います。

Why Not!?

余談ですが、私は英語の「Why not ? 」という表現が好きなりました。
私は常に、やるかどうか迷ってることがあれば、「Why not?」という気持ちで挑戦してきました。
もしその挑戦が失敗しても、その挑戦を通して学べることがあるはずだからです。

これからも、もし何か挑戦しようか迷っていることがあり、悩んでいることがあれば「Why not? 」という気持ちで挑戦していきたいです。

海外インターンから学べることは想像以上!挑戦できることは、恵まれたこと。

興味があることに挑戦できることはとても恵まれていることです。
実際に興味のあることでも、挑戦してみると想像と違うこともあります。
体験することで、自分に向いているかどうかも分かると思います。

体験から学べることは自分の想像してることよりも多いはずです。
ぜひ、学びたいことを恐れずに挑戦してみてください。

キャライズ編集部からのコメント

かなさんは大学からの紹介で無料でインターンシップに参加したそうです。最近は紹介でインターンシップに参加する方も多く、実はキャライズ編集部にもインターンシップ希望のお問い合わせをいただくことがあります。
紹介でのインターンシップは安いというメリットがある一方で、海外インターンシップの意義をわかっていない企業に行ってしまうと日本でのアルバイトと同じような作業ばかりであまりいい経験にならなかったという例を聞くこともあります。
かなさんの場合は、とても素晴らしい環境でインターンシップができたようです。

「Why Not!?」、とてもいい言葉ですね。
Why not!は英語で「なぜNOなんだい?」(=やらない理由なんてない!やるよ!)という意味です。
以前、映画「イエスマン」を見て海外インターンシップに参加した学生とお話したことがあります。
その方が言うには「何事にも対してYES」ということを心がけていたら、海外インターンシップに参加することになり、インターンシップ先の社長の無茶振りにもどんどん応えていったそうです。
そうして、結果的にはものすごい成果を出したと語ってくれました。

「体験から学べることは自分の想像してることよりも多いはずです」とかなさんは語ってくれました。
海外インターンシップに参加した方のお話を聞いていると、「こんな考え方や価値観になるとは思わなかった」という声をよく聞きます。
もともとは○○業界を志望していたけど変わった、という方もいれば、海外には興味がなく就活のために参加したのに、気付いたら海外で就職したくなっていたという方もいました。
普段とは違った価値観に触れる・・・だけではなく、その価値観の中で「協働する」という経験は、本当にあなたの価値観を大きく揺さぶることだと思います。
そして、今までは想像しなかったような考え方や価値観を手に入れることができたり、自分のアタラな一面を数多く発見できたりするのです。
アメリカに興味があったのに、インターンに行ってみたらヨーロッパに興味が出た、なんていうのも実際に経験したからこそ見えてきたことでしょう。

Why Not!?の精神で色々挑戦してみる。
そうして得られる体験からは、自分が想像している以上のことが学べるはずです。
ボストンでの貴重な体験を通じて、かなさんは新しい挑戦を続けるようになり、どんどん新しい体験をして、そして新しい学びを得続けるようになりました。
その一歩が、海外インターンシップへの挑戦だったのです。
あなたも、新しい挑戦をWhy Not!?の気持ちで踏み出しませんか?

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