インタビュー・体験談

ベトナム・ホーチミンの現地向け幼稚園で通じないベトナム語に囲まれてのインターンシップ体験記

ベトナム・ホーチミンの現地向け幼稚園で通じないベトナム語に囲まれてのインターンシップ体験記

今回インタビューを受けていただいたのは、筑波大学二年の稲留佳帆さん。

ベトナムのホーチミンにあるスマイル幼稚園でのインターン三日目に、インターンに来るまでの経緯、インターンの感想、残りのインターン期間のビジョンをお伺いしました。

ベトナム・ホーチミンの現地向け幼稚園で通じないベトナム語に囲まれてのインターンシップ体験記

このページの目次

Q1. 自己紹介をお願いします。

A1. 筑波大学二年の稲留佳帆です。

Q2.今回、インターンに来ようと思ったきっかけは何ですか。

A2.去年(2017年)夏に筑波大学のプログラムで、ベトナムの大学生とホーチミンで三週間、交流学習をしました。それがとても楽しい時間だったので、もう一度ベトナムに来られる方法を探しているうちに海外インターンがあることを知りました。

Q3.インターン先として、スマイル幼稚園を選んだ理由は何ですか。

A3.教育という分野に興味があり、以前クラシックバレエを習っていた際には、バレエの先生になりたいと思っていたし、今は大学で教職課程の授業を取っています。将来、教師になるかは定かではないですが、人に物事を教えるのが好きで、子どもも好きなので、このインターン先を選びました。

Q4.ベトナムでのインターンに際して、不安はありませんでしたか。

A4.不安はもちろんありましたが、楽しみだと思う気持ちが勝っていました。私自身は、先が見えない・分からないという状況にワクワクするタイプです。それに加えて、去年の夏にベトナムに来たことがあり、これまでに海外旅行の経験があったことが大きいと思います。

Q5. これまでの業務内容はどのようなものでしたか。

A5. スマイル幼稚園の先生たちのお手伝いが、主な仕事です。

Q6.働いてみて、苦労している点はありますか。

A6.まだ、仕事に慣れていないこともあって、大変なことがたくさんあります。

園児たちとコミュニケーションが取りたいけれど、子どもたちは日本語が分からないし、私はベトナム語が分からず、共通言語がない状態です。また、先生たちをサポートしているつもりが、的外れなことをし、本当に手伝うべき点には気付けなくて、悔しい思いもしました。昨日までのそのような反省を踏まえて、今日は少し先生の求めていることを察して動けたかなと思います。

Q7.業務の中で、喜びを感じる瞬間はありますか。

A7.先ほど、園児たちと言葉が通じないと言いましたが、それでもジェスチャーや表情で意思疎通を図れた瞬間や、笑顔で接すると笑顔を返してくれる瞬間は、とても嬉しいです。

Q8.ベトナムという国の印象はいかがですか。

A8.とにかく、人が優しいなと感じています。例えば、屋台で食べ物を売っているおばさんが、私にベトナム語が通じないと分かって、わざわざ食べ物を示しながら、料理の説明をしてくれたことが印象的でした。

Q9.カルチャーショックを感じることはありませんでしたか。

A9.バイクの量や衛生面など、日本とは状況が違うことは多々あります。でも、日本では体験できないことを味わっているのだと思うと、楽しく感じられます。

Q10. インターンに参加して良かったと思うことは?

A10.日本にいるだけでは出会えない人々と交流できるのが良い点です。今日までにもベトナムに来ている日本人の方とお話する機会を持たせて頂きました。その内の一人の方が、若いって武器だよ、と教えてくれましたのが印象的でした。ホーチミンに若い日本人がそう多くない現状の中で、私が来ていることを喜んで、そんな言葉を掛けてくれたのだと思います。

Q11.インターンの経験を今後どう生かしたいというビジョンはありますか。

A11.まだ明確なビジョンはありませんが、海外インターンをしたという事実が、今後の自信に繋がると思います。インターンで頑張った姿勢を誇れるように、残りのインターンも頑張りたいと思います。

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