インタビュー・体験談

ベトナムでの2つの短期インターン、日本での長期インターンを経て学んだこととは?

石田景也さん。一橋大学法学部の3年生。趣味はスポーツ観戦で、野球だったりサッカーだったりバスケだったりスポーツ全般好きなのだとか。
東京ではいろんなスポーツが生で観れますそうで、何とも羨ましい。今回は、ベトナムにて2つの短期インターンシッププログラムに参加をした、そんな石田さんにお話しを伺いました。

グロキャンに参加をしている石田氏

このページの目次

2つの短期ベトナムインターンシップへの参加

3月に武者修行という別の短期のプログラムに参加をしたのですが、様々な成果が残せた一方で、自分では満足できなかった部分があって。もうちょっと個の力を試してみたいなと思いました。そこでインターネットで『グロキャン』検索をして、タイガーモブのページから見つけました。武者修行でももちろん自分個人の実力を出せはしたのですが、すべて出し切れたかといわれるとそうではない気がしていて、どのくらい自分の力でやれるのかを知りたいなと思っていました。

武者修業というプログラム

様々な部署があり、会社が経営している8つの店舗の中からどこかに配属をされて、各店舗で各々マーケティング等を行っていきます。新商品の考案や、プロモーションを2週間程度で行います。自分は日本語学校に配属をされて、どのようにして日本語を教えるのが良いかといったことを考案しました。2週間を通して、1つのアイデアを作り上げました。日本語学校の先生は、インターンシップの卒業生が行っています。この武者修行を運営していくインターンシップや、日本でマーケティングを行っていくのもOB生がインターンシップとして行っています。武者修行は4人1組でチーム戦でした。グロキャンはひとりかふたりということで、個の力を試すことが多々ありましたし、ホーチミンという都会で行うことでより現地の方たちと接する機会が多くあるかなと思いました。
グロキャンにて、自分を身振り手振りで紹介する石田氏

元々興味があったベトナム。行動あるのみ!

元々ベトナムに興味がありました。発展度が高く、かつ親日国ということで、日本人がビジネスをやりやすいという環境があるのかなと思っていました。ですが、やはり安全性の観点から両親に最初は反対されました。でもその反対を押し切りました。武者修行の時の周りのみんなも親から反対をされたと言っていました。ですがやっぱり、少し反対されたからといって行動しないのであれば、成長しないままなのではないかなと思っています。

ベトナムで感じた、保険に入ることの重要性

自分が体調を崩したときに、保険のおかげで無駄な出費を省くことができました。体調悪いなと感じた時にすぐに病院に行けて、かつ保険のおかげでほとんど無料で診察を受けることが出来ました。保険って大事だなと思いました。HSの旅ともという保険を利用していました。1週間で2800円でした。それでも1000万円まで補償してくれます。武者修行の時入っていた保険は倍くらいの値段だったので、探してみるとたくさん安い保険はあるなと感じました。
他人の話しに耳を傾けることを意識している石田氏

インターンプログラムの中で心に残った、相手の本心を聞き出すことの難しさ

2つ目のプログラムで、初めてのペアワークをやったことです。なかなか“2人で”パワポをまとめたりだとか、作業をすることが出来なくて、主に僕がひとりでやってしまっていました。2人でやろうと話していたことがあまりうまくできていなくて、思った以上に相手(ペアワークの)に響かせることが難しいなと思いました。僕が一方的に話すことが多くなってしまって、相手の本心を聴くことがあまりうまくできませんでした。ですが、プログラムをこなしていくうちに最後の方には相手のこととかよくわかっていきました。だからこそ、2つ目のプログラムなど、最初の方の相手の言葉は本心ではなかったのではないかなと感じますね。今思うと、自分が押し通していた意見は確立してしまっていて、融通がきかないものばかりだったと思います。でも相手の意見は柔軟性があった。もっと聞き入れるべきであったなと思う反面、向こうからももっと意見のプッシュが欲しかったなと思います。僕は揉めてもいいと思うし、揉めるからこそ自分のお互いのことが分かると思います。

揉めるからこそ、本音を言い合える。2つのインターンシップで気付いたこと

武者修行の時はよく揉めてました(笑)同じチームの男の子と全然価値観が合わなくて。行く前の顔合わせの時から揉めたし、行ってからも揉めたし、、、といった感じでした。でもそんなふうにして、自分達の意見をぶつからせながら作成した案が、すべての班の意見を含めて唯一採用を頂きました。グロキャンでもすべてのプログラムで1番になるんだと意気込んで参加しましたが、あまりふたりで議論を深めることができなかったと思います。やはりもう少し、相手が本当はどう思っているのか聴くべきであったなと思っています。お互いが本音を言い合えないと、間違っていることにも気が付くことができないまま終わってしまいますよね。

2つの短期インターンシップに参加をし、感じたメリット

休学せずに、アルバイトであるとか、自分で稼いだお金だけで自分の成長に投資ができることだと思います。休学をしてみたいと思うこともあるのですが、やはり家庭の事情等でなかなか難しいなと感じています。でも短期のインターンシップでもたしかな自分の成長を感じられましたから。相手の話を聴く、聴こうとすることがとても大切なことなんだなと思うようになりました。話しを聞くことで相手の価値観が分かっていくんだなと感じました。また、役割分担という力も身に付いたかなと思っています。元々自分としても、あまり人の話しを聴くのが上手くないなと感じていたので意識するようにはしていたのですが、プログラム中にある女の子からそのことを指摘されて。1日の終わりの時とかに今日の自分はちゃんと話を聴いていたかと確認したりしていました。そんな風にして自分が毎日、どこが出来ていてどこがまだまだなのか振り返るようにはしてました。武者修行中に2つは軽いペアワークがあって、ふたりだけで深く話し込むという時間がありました。その時間は自分にとって凄く良い時間になりました。

グロキャンに参加をして感じる成長したところ

積極的に動くことが出来るようになったと思います。時間が全然ない中で、あれ行こうこれ行こうと考える時間も無いので、決断するスピードがあがりました。なあなあにするよりも、決めたらもう動くしかないと。それまでは、考えるだけ考えて、動かずに損をしたなと思う経験がありました。また、講師の三宅さんとは僕も似た経験をしてきました。自分にとって、“先輩”のような気がしました。20代の間はあまり貯金せず、積極的にあちこち行くという話に、自分に通ずる部分がありそうだなと思いました。僕自身ここ最近は全く貯金はしていません。(笑)どんどん外に出ようと思ってて、色々なものに大学生活で投資をしてきました。三宅さんはそれをずっと体現していて、そういうところは自分も大事だなと思っているので、先輩だなと思いました。今まで、自分なりに色々なものに投資をしてきました。スポーツ系のサークルに所属をしているため、たくさんの大会に出場したり、新しい用具を積極的に購入したりしました。また、移動費も大きいです。47都道府県の行ってない県に突然行ってみたり、今回のように、ベトナムに行ってみるとか。どんどん、フロンティアを切り拓いていきたいなと考えていて。三宅さんはリスキーなこともたくさんやられているので。ただリスキーなことをやることで成長できる部分もあると思っています。そんなところは憧れています。でも憧れで終わらせたくないので、真似していこうと思っています。

グロキャンでかかった費用

19万円です。航空券:5.8万円、プログラム参加費10.5万、ホテル:1万円、残りが食費や移動代です。食費は他の人よりもかかってると思います。大食漢なうえに質のいいものを食べるので(笑)

ミッションの内容を確認する石田氏2つの短期インターンシップに参加をし、見据える未来

就職はマスコミ関係に行きたいと思っています。元々新聞が大好きでよく読んでいたということがあって。それに書くことも好きなので、書くことで読んでくれる人たちに対して、変革を起こしたいなと思っています。そのために今、ライターの長期インターンをしています。新聞の記事を書いています。色々な経験をするからこそ、色々な力を得られるので、それだけ成長してきたということを企業にもアピールしたいです。ベトナムで学んだ、迷わず積極的に、何ごとにも飛び込んでチャレンジしていくことを実践していきたいです!
プログラムに満足そうな石田氏海外インターン迷ってる人にひとことお願いします!

リスクなど恐れずに、やりたいと思ったらやってみることが大事だと思います!

インタビューを終えて

しっかりと自分の軸を持った方なんだなと印象を受けました。いつか彼の書いた記事を人々が読み、どんどん“変革”が生まれる日も遠くはないのかもしれません。

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