グローバルコラム

海外に興味がない人も「海外インターン」や「海外就職」を一度は考えたほうが良いワケとは?

カンボジアのイオンの店内。日本の食材も揃います。
カンボジア・プノンペンのイオンの店内。日本の食材も揃います。

カンボジア・プノンペンのイオンの店内。日本の食材も揃います。

「海外」そう聞くと日本とは全く違う世界と思う人も多いでしょう。
旅行ならまだしも、海外で働くことなど限られた一握りの人間しかできない、そう思っている人も多いのではないでしょうか。

そんな人にこそおすすめしたいのが海外インターンシップなどで「海外で働く」経験をしておくこと。

「海外就職」という選択肢をホンキで考えてみることの重要さ

私もすべての日本人が海外で働くべきとは思っていません。
海外での仕事が合うか合わないかは人にもよりますし、赴任する地域にもよります。

ただ、その選択肢を詳しく知らない人が多いのが現状ではないでしょうか。

海外と聞いただけで「なんとなく怖い」「想像もできない」「危険なイメージ」と思う方も多いでしょう。
しかしそういったイメージだけで判断してしまうのはとてももったいないのではないでしょうか。

海外で働いている日本人、と聞くと総合商社の駐在員など、トップクラスばかりを想像するかもしれません。
ただ世界各国で働いている日本人を見ていると、普通の人が海外で普通に働いているのです。
もちろん日本から海外に出てきたわけですから強い想いを持って精一杯頑張っている方が多いです。
しかし、所謂一流大学を卒業して、誰もが名前を知っている大企業で働いている人ばかりではないのです。

「海外」と一括りにいっても様々な地域があり、日常も全く違うものになります。
それでも、日本から一度出て海外で働くという経験をすることで自分に何が合っていて、何が合っていないのかなどを考えることができて、一気に選択肢が広がるとともに自分に合った選択ができるようになるのです。

海外での体験で得られるもの

海外インターンなどの体験で得られるものの中で特に重要なのは

  • 「現地市場・生活の理解」
  • 「どこでも誰とでも働ける自信」
  • 「海外での人脈」

の3つではないでしょうか。

これからの日本企業はコスト削減などを目的に海外に進出するのではなく、日本の良い製品や良いサービスを海外に売りにくような仕事が増えてきます。
そうなると重要になるのが、現地の市場に対してモノを売った経験。

売るものは何でもよく、それこそ日本の写真に毛筆でサインを書き入れて売ったって良いわけです。
ここで大事なのが、何を売るかではなくて現地の人が何を求めているかを理解して、自分たちの商品の良さをどう彼らに伝えるかなどのプロセスになります。

マーケティングや海外の理解、と聞くと「平均月給が○○円」「平均年齢が~~~~」のような話が多いのですが、そんなのは当てにならない時代になっています。
日本人の大学生はアルバイトで月○○万円稼いでおり、□□の価値観があり・・・とか言っても、大学生の市場や生活を全く理解できないのと同じです。

そのような仕事を海外で行うためには現地の従業員との協力も欠かせません。
今までの製造業などは決まった作業をやらせるだけという考え方もありましたが、これからは現地の従業員と協働して価値を作っていかなくてはなりません。
お互いのバックグラウンドも違えば、仕事に対する意識も違う、言語も違う、そんな外国人と一緒に仕事をしていくことは簡単ではありません。
何度も衝突することもあるかもしれませんが、きちんとコミュニケーションをとれば日本人も外国人も変わりません。

更に、自分で自律的にその国の中で仕事をしなければなりません。
最初はタクシーの乗り方も躊躇することもあるでしょう。
ただ、1週間もすれば慣れてきて海外で日本にいる時のように自由に活動できるようになるでしょう。
こういった経験を持った日本人がこれから求められていくことは間違いありません。

旅行ではなくインターンなどで中~長期的に海外に滞在するとその地の日本人コミュニティ等の知り合いが増えてきます。海外に住んでいる日本人は国を超えてつながっていることも多く、一度こういったコミュニティに入ると世界各国に知り合いの輪が広がっていきます。
日本にいては「東南アジア」はほとんど同じように見えても、「ベトナム」「カンボジア」「タイ」といった国々は同じ所もあれば違うところもあり、日本人の暮らしや、メジャーな職種などが異なります。
もちろん、ヨーロッパも、中東も、アフリカも、一つ一つの国にはそれぞれの違いがあります。
東アジアの日本・韓国・北朝鮮・中国に違いがあるのと同じですね。

旅行ではない、海外体験のすすめ

就職活動を控えている学生も、日本でキャリアを歩んでいる社会人も、海外での体験を何処かのタイミングでやっておくことをおすすめします。
なぜなら、日本で働くという選択肢よりももっとたくさんの選択肢が海外には広がっており、これからは海外で働く日本人が求められていくからです。

自分は日本で働きたいのか、それとも海外で働きたいのか、どっちが合っているのか、海外ならどこの国、地域がいいのか。
これらを知るためには一度海外で、しかも旅行ではなく、現地の人と一緒に働くことがベストなのです。

学生であれば長期休暇等1ヶ月位の時間は作れるでしょう。
社会人も転職の合間などでしたら1ヶ月ほど、又は、有給休暇などを利用してどうにか1週間ほど、海外で働いてみてはいかがでしょうか。

もちろん、海外が合わないという人もいると思います。
ただ、日本にいるだけでは「私には合わない」ということすらわかりません。
私の知り合いにも海外なんて全く考えていなかったが、会社の駐在で来たらとても楽しいと話す人もいます。

一度海外に出てみて、自分の中の選択肢を増やしてみてはいかがでしょうか。

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