位置づけとして、学生時代のゴールとなりやすいのが、就職活動だと思います。近年では、新卒で起業をする学生なども増えているため、必ずしもそうであるとは言えないのですが、基本的には、就職活動をする学生がほとんどです。
海外インターンシップの経験というものは、就職活動の中で大きな武器になります。ですので海外インターンシップの経験を企業の人事の方々にきちんと伝えなければないません。今回は、海外インターンシップの経験を就職活動のESや面接で有効活用するために意識すべきポイントを紹介します。
このページの目次
海外インターンシップの目的と内容を明瞭に話せるようになろう
これは海外インターンシップに限らず、どんな経験にしてもそうですが、どんな目的で海外インターンシップに行き、実際にどんな内容のインターンシップを経験したのか、そして結果どんな成果があったのかきちんと伝えられなければなりません。よる具体的にかつ分かりやすく伝えられるようになりましょう
コツ①積極的に人に話す
普段から、自分がどのような目的で海外インターンシップを行っていて、どんな業務をしているのか、まわりのひとたちに話すことを心がけましょう。普段から人に話しておくことで、自分の中で整理をすることができますし、いざ面接などで突然尋ねられても自然と説明することができるはずです
コツ②日記を書く
自分が何を経験して、何を感じたのかを記しておき、あとから見返せるようにしておくのもひとつの手です。後日ESを記入していくときにもそのように自分が書いた情報はとても役に立つはずで。SNSなどで積極的に発信をしていくのもいいかもしれません。
挑戦した結果壁にぶつかり、それを乗り越えた経験を書こう
企業の人事のひとが注目しているのは、困難や失敗があったときにどのようにして乗り越え、そして最終的にどんな成果をあげたのか、という経験です。特に海外という環境は、日本国内での生活に比べて、そのような”失敗”や”困難”といった場面が生まれやすいのが特徴です。そのような失敗や困難を乗り越えた経験を分かりやすく伝えられるようになりましょう
コツ①起承転結で自分の中のストーリーを描こう
海外インターンシップというひとつのストーリーを描くと考えやすいかもしれません。ここでいうと、”起承転結”の”転”の部分が、この失敗であったりとか困難にぶつかるといった部分になりそうですね。”転”の部分でどんな困難にぶつかり、”結”で結果どのような成果を出したのか、自分の中でストーリーとして言語化をしてみましょう。
コツ②困難や失敗は業務の中にのみならす
困難や失敗は何も必ずしも業務の中にあるわけではありません。海外で生活する中での課題を自分なりに乗り切ったという経験も就活で武器として使えるでしょう。業務の中でどうしてもそのようなエピソードを見つけることができないときはそのようにして日常の中から探してみましょう。何気なく工夫して乗り越えている困難や失敗もあるかもしれません
海外インターンシップを”通過点”として考えよう
海外インターンシップをゴールにするのではなく、海外インターンシップを通過点として、今後何をしたいのかを考えてみましょう。より遠くの未来をみたときに海外インターンシップの経験がどのように活きるのか。もっというと、海外インターンシップの経験が、自分が志望する企業に就職してどのように活かせるのかを考えましょう。
コツ:将来から逆算して考える
とりあえず、志望している企業に就職が決まることをゴールにして考えてみましょう。その企業の中で、自分がどのような貢献をしたい→そのためにこんな能力が必要だ→海外インターンシップのこんな経験がその能力を養えたエピソードだな→ … という風にゴールから逆算した時に海外インターンシップの経験がどのような位置づけとなるのかを考えましょう。
”海外だからこそ”の経験を伝えよう
海外で活動をしたからこその経験は海外経験のない学生に対して差をつけられる部分です。海外を経験したからこそこんな体験をした、経験を得たというネタは持っておきましょう。
コツ外国人を巻き込んだ経験を持とう
やはり、海外だからこそという意味では現地の外国人との関わりというのがイメージしやすいでしょう。職場の同僚でも普段の友人でも、外国人を巻き込んで何かを行った経験は興味を惹かれます。外国人を巻き込むというエピソードだけど、語学的な面や課題解決能力など、様々な面をアピールすることができます。
海外で、たくさんの社会人に会おう
これは海外で活動する学生の特権であると思っているのですが、駐在員として滞在している大手企業の会社員の方や、現地で,起業をした方など、社会人の方と繋がりやすい環境があると思います。例えば、私もベトナムホーチミンにて、某大手旅行会社の重役の方や、大手商社の駐在員、また現地でビジネスを展開している起業家など、たくさんの方とお会いしました。
それ自体がOBOG訪問的な要素を含みますし、そこから人事の方に繋いでもらったりといったこともあると思います。せっかくの機会ですので、思い切って、話をききたいと突撃してみると、案外社会人の方も喜んで会ってくださりますよ。
~番外編~
自分の志望する企業の海外インターンシップに参加をしよう
日本の国内企業が、海外インターンシッププログラムを主催していることがあります。その企業に興味があるのであれば、参加することをおすすめします。というのも、この手の海外インターンシップは採用が目的です。しゅさいしておるのは人気企業ばかりであるため、選考のハードルは高めですが、参加することで、早期選考ルートや、そのまま内定というパターンもあるようです。
国内企業が主催する海外インターンシッププログラムの詳しい解説はこちら↓
リクルートやユニクロが主催する海外インターンシッププログラムとは!?それらの特徴と、参加をすべき学生の3つのポイント
手っ取り早く就活で武器となる海外インターンシップの経験を得る方法
就活までそれほど時間もないし、なるべく短期間で、就活で武器になる海外での経験が欲しいという人は短期の海外インターンシッププログラムをおすすめします。
短期インターンシップがおススメの理由
- 最短5日間でから開催されている
- 海外でのビジネススキルを効率よく学ぶことができる
- 日報のような形で、自分の活動を文字にして残すプログラムが多い ★
- 外国人を巻き込んだ経験が得られる ★
- 就活で興味を惹かれるような困難な課題に取り組む経験 ★
たった5日間のプログラムであっても就活で大きな武器になるような経験を得ることができます。とくに★をつけているモノに関しては上記で述べた就活を円滑にすすめるためのポイントが網羅されています。
事実、短期の海外インターンシップに参加をして、その経験によって志望企業のインターンシップや内定に繋がる話しはよく聞きます。短期間でいいことから、それほど時間もとられませんし、非常に効率が良いと思ます。
短期インターンシップの紹介や詳しい解説はこちら↓
まずは短期インターンで一歩踏み出そう!!春休みや夏休みの長期休暇中に参加ができる、短期海外インターンシッププログラムまとめ
就活直前の学生必見!まだ間に合う、短期インターンシッププログラム!
就活で武器になるようなエピソードがない、、という学生は必見!20卒の就活にもまだ間に合うインターンシッププログラムがあります。それが『グロキャン』です。5日間という短期間のなかで、就活の武器となるような海外インターンシップの濃密な経験を得ることができます。
『グロキャン』の紹介記事はこちら↓
【春休みまだ間に合う!】最近よく聞く海外短期インターンシップ、『グロキャン!』って!?実際に参加をしてみてその特徴や感想などを徹底解説