ベトナム研修レポート第4回、今回が完結編です。
2回目の研修内容
16日間の東南アジア旅行を終え、2回目のベトナム研修がスタートしました。1回目の研修では、Webコーディングの基礎であるHTMLとCSSを主に学びましたが、今度はさらに踏み込んだ内容として、レスポンシブサイト(PC用・タブレット用・スマホ用など、それぞれの画面幅に対応してデザインやレイアウトが変化するサイト)のコーディングと、CMS(サイトの更新や編集など、管理を簡単に行えるようにするためのシステム)の一種であるWordPressの設定について学ぶことになりました。
レスポンシブサイトのコーディングでは、既に学んだHTMLやCSSなどの基礎的なところでつまづくことも多く、完全に習得するにはまだまだ積み重ねが必要だなと認識させられました。応用的な学習は、新たに学ぶことももちろんありますが、基礎的な部分の復習としても役立つなと感じます。
WordPressでは、CMSそれぞれで独自の設定方法があるため、今まで学んできたこととはまったく違う新たな分野といった印象で、こちらも苦戦しましたが、なんとかある程度設定を終えることができました。
研修期間は2月下旬〜3月下旬で学生の春休み期間と重なっていたこともあり、研修担当の方が別の学生インターンなどで忙しく、分からないところがあっても質問するチャンスはたまにしかありませんでした。そのため、できる限りネットを使うなりして自分で解決する必要がありましたが、「すぐに人に聞くのではなく、自分で調べて解決する」という力をつけるのにはちょうどよかったのかもしれません。これは特にWeb関係の仕事をする人にはとても重要になってくると感じます。
前回の研修時と違う点として、今回はホーチミンにあるベトナム支社へ1週間インターンに行ったりもしました。ベトナムスタッフの方たちはみんな親切で、コーディングで分からないところを教えてくれたり、ランチに誘ってくれたりして、楽しく過ごすことができました。日本のオフィスは静かですが、ベトナムオフィスはにぎやかで、楽しそうに仕事をしているなというのが印象的でした。
今回も現地の英会話学校に週3で通っていたのですが、クラスメートが授業終わりにアイスを食べに誘ってくれたり、前回研修時の先生やクラスメートと再会したり、うれしいこともいろいろありました。英会話学校に通うのは、日本では考えられないような安価で英語を学習できるという点はもちろんですが、ベトナム人の友達を作るのにもすごくいいです。ベトナム人は基本的に親日で積極的に話しかけてきてくれるので、人見知りな人でもすぐ友達になれると思います。
研修を終えて思うこと
前回の研修、今回の研修前の旅行と合わせて、合計2ヶ月半を東南アジアで過ごしました。元々ベトナムで研修を受けようと思った動機として、「短期集中でみっちりコーディングを学べる」「安価で英語を学べる」「海外旅行を兼ねて」などがありましたが、考えていたよりずっと多くの点で得るものがあったなと感じています。
これはすごく思うのですが、もっと早く海外に出るという経験をしておけばよかったと後悔しています!短い期間の観光旅行ではなく、その国で生活してみて、現地で暮らす人々と会って話を聞くということを通して、今まで知らなかったこういう働き方、生き方もあるんだという視野がすごく広がった気がします。自分にも、将来的には海外で仕事をするなんて未来もあるのかなあと考えるようになりました。研修中に会った3ヶ月〜1年という長期インターンの学生の人たちを見て、まだ若くて時間がある学生のうちにこういう経験ができてるってすごくうらやましいなあと思いました。笑
社会に出てからでも遅くはないですが、社会人になると思った以上に時間が取りづらいです。海外での生活を通して英語を学びたい気持ちがさらに強まって、いつか本格的に英語留学をしたいなあとも思っていますが、一体いつになるかはわかりません。笑 自分が学生の時は海外留学やインターンなんて考えもしなかったのですが、もし今興味を持ってこのサイトを見ている人には、多少時間やお金に無理してでも一歩踏みだしてみることをおすすめします。私が学生に戻れるなら、そうします。
以上、ベトナム研修レポートでした。読んでくださってありがとうございました!
過去のレポートはこちら
- Webコーディング&英語研修レポート in ベトナム 番外編 -東南アジア旅行-
- Webコーディング&英語研修 in ベトナム Vol.3 -研修を終えて-
- Webコーディング&英語研修 in ベトナム Vol.2 -ベトナムでの1ヶ月-
- Webコーディング&英語研修 in ベトナム Vol.1 -参加のきっかけ-