海外インターン選び方

海外インターンプログラムでよく聞く”アイセック(AIESEC)”って!?アイセックの海外インターンシップを徹底解説!!

アイセックのインターナショナルな会議

海外でインターンシップをしようと考えた時に、必ずといっていいほどアイセックの名前をみたり、耳にしたりするのではないでしょうか?キャライズ内でもアイセックのインターンシップに参加をした大学生からお話をお聞きしました。

インターンシッププログラム参加者の視点で、参加費用、インターンシップの参加メリットからデメリットまで、徹底解説していきます。

海外へ挑戦するか悩む女子高生


アイセックという組織の概要

アイセックとは?

まずはアイセックという組織がどのような組織なのか、概要を説明していきます。

アイセック(AIESEC)とは、世界126カ国に展開をする学生団体で、その中のひとつが日本支部である、アイセックジャパンになります。学生団体ですので、運営は基本的に学生が行っているようです。しかしアイセックジャパンはNPO法人として認可をされており、アイセックジャパンの顧問やアドバイザーの方々は社会人や大学教授の方が務めているようです。

また、誰でも1度は耳にしたことのあるような名だたる企業より協賛をもらっており、信頼性も担保していると思われます。世界126カ国に支部があり、日本国内に25の国内支部、約1600名のメンバーがいて、非常に大規模な組織です。

アイセックのいんたインターナショナルな会議

アイセックの事業内容

わかりやすいように、アイセックジャパンを例にして説明をしています。基本的には各国のアイセックで同じような事業内容で活動を行っています。アイセックでは大きく分けてインターンシップの送り出し事業、そして受け入れ事業の2つの事業を行っています。

インターンシップの送り出し事業

自国の学生を海外の団体や企業へ送り出すという事業になります。アイセックジャパンから見ると、日本の学生を外国に送り出すということですね。世間の人々がイメージしているアイセックという組織の活動にあたると思います。

インターンシップの受け入れ事業

こちらに関しては企業目線でみる、アイセックの活動になるかと思います。日本の企業に対して、海外のアイセック支部から受け入れた学生をインターンシップという形で受け入れてもらいます。「インターンシップ生からの直接採用」や「海外進出のきっかけに」といううたい文句から、ある種の人材紹介事業のような側面といえるでしょう。

以上のようにアイセックという組織は、世界中の支部同士が、受け入れと送り出しを相互で行うことによって成立しています。

海外の夜景

アイセックのインターンシッププログラムに参加をする方法

ここからは、アイセックのインターンシッププログラムに参加をするという目線で、解説をしていきます。上記で説明した、2大事業のうち、送り出し事業によって送り出されるという立場になります。

アイセック海外インターンシッププログラムの特徴

  • 世界中に広がるネットワーク
  • 基本的には無給(一部有給のインターンシップもあり)参加費を支払って、インターンシップに参加し、現地での実費は個人負担
  • 語学力を証明するスコアが必要(例)TOEIC730点以上

アイセックの海外インターンシップの最大の特徴は何といっても世界中に広がるネットワークでしょう。受け入れにしても、自分で探そうと思うとなかなか見つからないような東欧やアフリカでのインターンシップもあるようです。

また、基本的には無給でのインターンシップになるので(プログラム内容によっては一部有給のものや、ビザの費用を企業が支払ってくれる場合もあります)実費として現地でかかる、居住費や食費といった費用は自己負担となります。

すべての種類のプログラムで共通の条件として、TEIC730点以上のスコアが必要となります。(その他TOEFL等も有。下記で詳しく説明)これはTOEICを受けたことがない人や、あまり詳しく知らない人が聞くとイメージしづらいかもしれませんが、それほど高いハードルではないと思います。

カンボジア

アイセック海外インターンシッププログラム共通の参加資格

アイセックの海外インターンシッププログラムは、すべてのプログムで共通の参加資格が存在します。プログラムによってはこれに加わる形で参加資格が設定されているものもあります。下記がその一覧です。

・30歳未満の大学、大学院、専門職大学院または短期大学に在籍する学生
大学、大学院、専門職大学院または短期大学に在籍する学生既卒の人は卒業後2年以内であれば参加可能

基準以上の語学スコアを取得している
取得後2年以内のもの
TOEIC 730点以上
TOEFL ITP/PBT 550以上
TOEFL iBT 80以上
英検 準1級以上
IELTS 6.0以上

・各大学で実施する面接試験に参加できること

・各大学での担当者との面談に参加できること
週に1回程度、担当者との面談があります。渡航前後など、要所要所で面談は行われます。

・6週間以上のインターンシップに参加できる

以上のすべての条件を満たしている人が応募をすることができます。

短期インターンシッププログラムをチームで頑張っている

3つのアイセック海外インターンシッププログラム

アイセックの海外インターンシップには3つの種類があります。

GLOBALVOLUNTEERコース

こちらのコースは文字通り、海外でボランティアを行うコースになります。貧困や教育、飢餓といった社会問題に取り組んでいるようなNPOやNGOに派遣をされます。期間は6週間~12週間と比較的短期間で、主に大学の学部生が長期休暇を使って参加をしています。アイセックの主力事業といえ、派遣国数も最も多いプログラムとなっています。

GROBALENTERPRUNEURコース

こちらのコースは、主に海外のスタートアップに派遣をされ、自身のキャリアアップや、起業家精神を養うことができます。期間は2~3ヵ月で、基本無給でのジョインとなるようです。GLOBALVOLUNTEERコースと比べると、期間も長く、時に技術も必要になることから、学部生に加えて大学院生、既卒の方も参加をするようです。

GLOBALTALENTコース

このコースは上記の2つのコースに比べてより専門性のある職について、実際に業務を行っていきます。よって比較的大企業へ、6ヵ月以上の派遣となります。長期間という点や、専門性の強さから、学部生はあまり参加をせず、主に大学院生と既卒の学生が参加をするコースとなります。

トビタテ留学JAPANの2次プレゼンテーション

参加費用

参加費に関しては、期間によって変動するようです。一覧にまとめました。

2ヵ月未満  80000円
2ヵ月以上6カ月未満 120000円
6ヵ月以上12カ月未満  150000円
2ヵ月以上18カ月未満  200000円

この参加費用に加えて、現地での生活費やビザの費用、保険等の費用が加わります。アイセックのインターンシップに参加するにはそれなりの費用がかかることを覚悟して準備をすすめましょう。

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応募の流れ

①エントリー
アイセックの公式HPなどにある、申し込みフォームから申し込みを行います。Googleフォームに必要な情報を記入していき、後日担当者から連絡がきます。

②初回面談
全国25の大学支部から、最寄りの委員会メンバーとの面談になります。ここでは、応募条件の確認などを行います。

③面接試験
アイセック担当代表者と社会人との面接、並びに危機管理の試験を受験します。それほど難解な試験ではありません。”アイセックのインターンシップ候補生”になるための面接となります。

④正式契約
面接試験をパスすると参加申し込み承諾書が発行され、正式にアイセックのインターンシップ候補生として認可されます。

⑤インターンシップ先への応募・選考
世界中のアイセックデータベースより、インターンシップ先を探します。インターンシップ先が決定し次第、応募をし、選考が行われます。選考に通過後、参加費用を振り込むと、インターンシップ先の正式決定となります。

⑥事前準備
ビザの取得や予防接種等の事前にしなければならないことを行って、渡航に備えます。渡航前の勉強会も行われます。

⑦渡航&インターンシップ参加!

パスポートのスタンプ

アイセックインターンシップのおススメポイント

  • 非常に多くの国に受け入れ先がある
  • 多くのテーマに対応した受け入れ先がある
  • 現地にもアイセックメンバーがいるため、現地で困った時に頼ることができる
  • ビザなどの複雑な準備もきちんとアドバイスをしてくれる

アイセックの一番のおススメポイントは何といってもそのネットワークの広さです。世界中の多くの国に支部があり、よってテーマについてもとても広くカバーしています。また、現地にも現地のアイセック委員会のメンバーがいるため、食事や家探しから、一緒に遊びに行くことも多々あるようです。

アイセックインターンシップのマイナス面

  • 参加に高額な費用がかかる
  • 事前に語学の試験を受講し、一定のスコアを獲得する必要がある
  • 無給のプログラムが多く、現地での生活費は事前に調達をする必要がある

アイセックインターンシップのマイナス面としては、やはり高額な費用は挙げられるでしょう。大学生がすぐに準備できるよな金額ではないことが多いので、時間をかけてアルバイトをしたり、現地では無給で生活をすることになるので、家族からの援助も必要でしょう。また、語学のスコアも必要なので、そちらの準備もしっかりとしておく必要があります。

アイセックのインターンシップに参加すべきなのはこんな学生

  • それなりの費用を払うことができる
  • 海外渡航にそれほど慣れておらず、ビザの取得など、アドバイスが必要
  • インターンシップをしながら、現地で同じ年くらいの学生とも交流をしたい
  • 世界の社会問題の解決に興味がある
海外へ行く不安が解消した女子高生

さいごに

いかがでしたか?アイセックのインターンシップについて理解していただけましたか?どんな会社が主催する、どんなプログラムにもいえることですが、良い面と悪い面があり、きちんと両面からプログラムをみたうえで参加の有無を決めることが大切です。自分にとってベストな海外経験の形を探しましょう!

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